アラフォー着物初心者、着物で初めての美術館【真夏編】

着物

9月に入りましたが、まだ残暑が厳しい今日この頃ですね。

とてもじゃないが、単衣なんてまだ着られない!って感じです。

日にちは経ってしまったのですが、この夏、着物女子にはたまらない『きもの展』が、上野の東京国立博物館で開催されていました。

開催前から楽しみにしていたので

「美術館の着物デビューにふさわしい!」

と思っていました。

とはいえ、この猛暑いったい何を着て行けば良いのやら。。

きもの展は結局2回、念願の着物で行くことができたのですが

いろいろ悩みながら、満足と今後への課題が生まれたので【真夏の着物備忘録】として記しておきたいと思います。

なので、きもの展のレビューではないのでご了承くださいm(._.)m

浴衣か夏着物でOK あとは素材が大事

結論から言うと季節的には「8月の真夏」なので、浴衣に半幅帯、素足に下駄で全然OKです!

ただ私が持っている浴衣は4枚。うち3枚は「日舞のお稽古用」で、リサイクルで安く買ったもので、ちょっとお出掛けには着ていけない。。

あとの1枚は前に紹介した青のレトロ浴衣ですが、こないだ着ちゃったしなぁ。。

そしてアラフォーですし、そこは美術館。なんかもうちょいちゃんと着たい感じがします。

私のバイブルの一つ、雑誌「美しいキモノ 夏号」の付録の中で『ゆかたの種類とシーン別相関図』なる素晴らしく参考になる箇所があり、それによると

美術館のオススメは、絹紅梅 、足元は音が響くので裏はゴムを貼ったものがよい

とありました。

なるほどーということで、結論

暑さを少しでも和らげるために、綿100%の浴衣ではなく、さらさらした麻が入っている2年前に「たんす屋」さんで購入した、

↓【綿麻の夏着物】に、【半幅帯】で行くことにしました。

 

 

夏用の襦袢と草履レビュー

襦袢

綿麻の夏着物は透けるので、衿付きの長襦袢、そして汗取りと足さばきを良くするため、夏用の着物用の綿のステテコをはきました。

そんなに重ねて暑くない?と思われそうですが、私はステテコは正解でした。とにかく汗かくので💦汗取りとして大いに役立ちました。

しかし、長襦袢が失敗でした。。

夏用の衿付きで綿100%の長襦袢。綿なので、汗の吸収はとても良いのですが、とにかく足さばきが悪い。。麻との摩擦で中でまとわりまくってました。

2回目の時は、ポリエステルの『紗』の着物で同じ長襦袢を着てみましたが、同じようにまとわりつきました(^^;

上半身は綿で良いですが、下はポリの方が良いのかもしれません。それか、半襦袢ステテコとか。同行した方は綿の浴衣でしたがそれで大丈夫だったと言ってました。

着付けの先生によると、夏は長襦袢だったら一番良いのは「麻」らしいです。

これは来年の課題ですね。買ってまた試してみようと思います。

履き物

これまで夏はほぼ浴衣だったので「下駄」で問題なかったのですが、いざ美術館ということで衿付き&足袋で行くと決めてから、履いていけるものがないことに気づきました。

夏は夏用の草履があるんですねー。恥ずかしながら初めて知りました(^^;

ということで、初回は手持ちの下駄で行きました。夏着物が浴衣っぽくもあったので、問題はなかったと思います。

2回目に向けて、以前から日舞仲間から有名な『カレンブロッソ』がとっても良いと聞いていたので、思い切って買っちゃいました!

日にちもなかったのでAmazon😊(結構、着物も通販で買っちゃいます)

届いて見てみたらまず『かわいいー❤️

履き心地はもちろん最高で「なんでもっと早く買わなかったんだろー」と素直に思いました。

私は普段の足のサイズは23.5㎝、甲や幅は普通より若干狭めなので、Mサイズかと思ったのですが、レビューを参考に見ると小さめの作りのようで、まあ履きながら伸ばして育てる?感じらしいです。でも、そんなにしょっちゅう履かないし、とにかくラクさを選んでLサイズにしました。

これが大正解でした! もう永遠に歩ける

Lサイズでも私の場合はかかとが5ミリくらい出ました。Mサイズだったらもっと疲れてたかも。

底がウレタンで滑らないし、音は鳴らないし、高さもあるので足の負担がない!

やはり良いものは良いんですね。(当たり前かw)これまで安物買いの銭失いでしたね、典型的な。

【結論】着物の中と履物はちゃんとしたのを買った方が良い

まだまだ初心者なので、手持ちの数が少ないのがネックですが、でも今回はどうにかあるもので大きな問題はなかったと思います。

ありきたりですが、やはり雑誌や書籍、ブログなど大いに参考にさせていただきました。

「何を着ていくか」で悩んでいましたが、100%の正解はないので、この真夏に袷の着物を着てしまうなど、よっぽど外していなければ大丈夫ですね。それより私は、襦袢や履き物の気づきの方が大きかったです。

着心地などは人によって違うと思いますので、実際に自分で着て、いろいろ失敗してみて、初めてわかることばかりでした。

やっぱり着物は楽しい

きもの展にいらしてる方々も、浴衣からアンティークから現代物まで、皆さんそれぞれ素敵で、またその着物姿を見るのも楽しかったです!

今年の夏は、とにかく着物を着る機会に恵まれて本当に良かったと思います。

これからも恐れることなく、失敗は生かしながら着物を楽しんで行きたいと思います。

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